眉下切開(アイリフト)

重瞼の印象を変えずにたるんだ皮膚を切除します。まず眉毛の下の皮膚をどの程度切除したらよいのかブジ―にてシュミレーションします。その後眉毛の直下の皮膚を紡錘状に切除するようにデザインします。ここでのポイントは若干眉毛の下縁にかかり眉毛が生えている皮膚をごく一部ななめ切開することにあります。眉毛の全く生えていない部分を皮膚切除の上縁とすると最終的に傷跡が眉毛下縁からかい離してしまい、まぶたの真ん中に傷がのこるということになってしまいます。(初心者にありがちで、よくみかけます)
故に眉毛の一部を切除し、より傷跡がわからないようにデザインから細心の注意をはらいます。
この方法は、眉尻の頂点が皮膚切除幅の最大となるため、重瞼の外側の皮膚のかぶさりが気になり、さらに重瞼の印象をかえずにすっきりさせたいという方にもっとも適しています。唯一の欠点としましては、デザインの性質上、内側の皮膚を切除しにくいということです。またよりはっきりした重瞼を希望されるかたは、重瞼のライン上での皮膚切除が良い場合もありますので、ご相談ください。縫合はやはり真皮縫合をモノフィラメントの吸収糸にておこない、表縫合を髪の毛より細い糸にて縫合します。ここでも職人のように妥協せずていねいに縫い込んでいきます。
さてこの術式の最大の利点は縫合ラインが眉毛の下に一致するということだといえます。そのため、ある程度の広い皮膚切除幅があった場合、ドックイヤーの処理をしなければなりません。この場合は図7、図8にあるように、内側もしくは外側の皮下剥離による工夫にて対処いたします。ここでも形成外科の巧みな技術により美しい仕事が可能となります。ひとつひとつの基礎的なテクニックを用いなければ美しく仕上げることは困難です。

症例①

① 切除予定幅をマークします。(控えめを希望されました)
② 切除範囲をデザインします。
③ 皮膚切除、止血をおこなった状態です。
④ 6-0吸収糸にて真皮縫合しました。
⑤ さらに7-0ナイロンにて表縫合します。きれいな縫合です。
⑥ 術直後の状態です。
⑦ 術後3ヶ月の状態です

症例②

⑧ このかたは広めの切除を希望されました。
⑨ 真皮縫合が終わった状態です。内側に膨らみ(ドックイヤー)がみられます。
⑩ 内側を皮下剥離し、ドックイヤーを修正します。
⑪ 術直後の状態です。
⑫ 術後3ヶ月の状態です。

眉下切開(アイリフト)について

手術の適応 上眼瞼のたるみを改善したいが、二重の印象を変えたくない方
アフターフォロー 術直後ははれるためサングラスを持参してください。
一週間程度はれます。
通常であれば一週間程度で抜糸可能です。
利点 眉の下に縫合線がかかるため目立ちにくい。
二重の印象を変えずにすむ。
腫れがすくない。
欠点 内側の皮膚を多く切除できない。
価格(手術代)

眉下切開(アイリフト):216,000円

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