【東京・料金】自分に合ったワキガ手術は?日帰り手術の流れ
【東京・料金】ワキガ手術は剪除法とクアドラカット法どれが適している?日帰り手術の流れ
ワキガの症状に悩んでいる方にとって、効果的で自分に合った治療法を選ぶことはとても重要です。中でも、根治性が高く保険適用で安い料金で治療できる「剪除法」と、傷跡が小さく回復が早い「クアドラカット法」は、代表的なワキガ手術として注目されています。
こちらでは、剪除法が適している人の特徴と診断基準、クアドラカット法のメリット・デメリットと適している人、日帰り手術の流れをご紹介します。東京でワキガ治療を検討している方は、日本橋形成外科・皮フ科・美容外科にご相談ください。
剪除法が適している人の特徴と診断基準
剪除法は、ワキガの原因となるアポクリン腺を切除する手術法です。この手術法は、他の治療法と比べて根治性が高いとされています。しかし、傷跡が残る可能性があるため、自分にとって最適な治療法かどうかを慎重に判断する必要があります。
剪除法が適している人の特徴
剪除法は、ワキガの根本的な解決を目指す方にとって有効な選択肢です。特に、以下のような特徴を持つ方が適しています。
- アポクリン腺が多く、ワキガの症状が重い方
- 他の治療法で効果がなかった方
- 傷跡が残ることを許容できる方
剪除法の診断基準
剪除法を行うかどうかは、医師の診察によって決定されます。診察では、ワキガの症状の程度や、患者様の希望などを考慮します。ワキガの症状が重く、他の治療法で効果がなかった場合は、剪除法が適応となります。
保険適用の可否
ワキガの手術は、症状が重度の場合、健康保険が適用される場合があります。しかし、保険適用されるためには、ワキガの症状が「著しく他人の就業に支障を生じる」レベルでなければなりません。この基準を満たすかどうかは、医師の診察によって判断されます。軽度のワキガの場合は保険適用外となり、全額自己負担となります。
剪除法のリスク
剪除法は、傷跡が残る可能性がある手術です。傷跡は時間の経過とともに薄くなりますが、完全に消えるとは限りません。また、手術後には痛み、腫れ、内出血などが生じる可能性があります。これらは、通常は数日で治まりますが、まれに長引く場合もあります。手術を受ける前に医師からこれらのリスクについて十分な説明を受け、納得したうえで手術を受けるようにしてください。
クアドラカット法のメリット・デメリットと適している人
クアドラカット法はワキガ治療における手術法の一つで、特殊な器具を用いて行います。他の手術法と比べて傷跡が小さく、回復が早いという特徴があります。
クアドラカット法のメリット
・傷跡が目立ちにくい
0.5~1㎝程度の小さな切開で行うため、傷跡が目立ちにくいです。これは、従来の剪除法(4~5cmの切開)と比較すると大きなメリットです。傷跡を気にされる方にとって、クアドラカット法は適した治療法といえるでしょう。
・回復が早い
剪除法と比較して、術後の運動制限期間が短く、回復が早いのが特徴です。クアドラカット法では、1~2週間の肩の挙上制限で済みますが、剪除法では3~4週間ほどかかります。日常生活への復帰を早くしたい方にとって、大きなメリットとなります。
・治療効果が高い
クアドラカット法は、特殊な器具を用いてアポクリン腺とエクリン腺を切除するため、ワキガや多汗症の症状を効果的に改善できます。また、再発の可能性も低いとされています。
クアドラカット法のデメリット
・費用が高い
保険が適用されないため、費用が高額になる傾向があります。費用面が気になる方は、保険適用される剪除法も検討するとよいでしょう。
・リスクや副作用がある
他の手術と同様に、クアドラカット法にもリスクや副作用があります。例えば、傷痕のもり上がり、凹み、色素沈着、治療後の痛みなどです。
また、術後安静にしていないと感染(化膿)や血腫を起こすこともあります。
クアドラカット法が適している人
クアドラカット法は、以下のような方に向いています。
- 傷跡を最小限に抑えたい方
- 日常生活への復帰を早くしたい方
- 費用が高額でも、高い治療効果を求める方
ワキガの治療法は複数あります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況や希望に合った治療法を選択することが大切です。医師とのカウンセリングで、しっかりと相談するようにしましょう。
日帰りで受けられるワキガ手術の流れ
ワキガ治療には剪除法とクアドラカット法がありますが、日帰り手術が可能なのはクアドラカット法です。剪除法も、場合によっては日帰りできることがありますが、一般的には入院が必要になるケースが多いでしょう。
クアドラカット法によるワキガ手術の流れは以下のとおりです。
1.手術前日
手術前日までに脇毛を剃っておく必要があります。これは手術部位を清潔に保ち、感染リスクを低減するために非常に重要です。
2.手術当日
来院後、まず手術部位の消毒を行い、局所麻酔を施します。麻酔が効いているため、手術中の痛みはほとんど感じませんのでご安心ください。
3.手術開始
5mm程度の小さな切開部から、クアドラカットメスと呼ばれる特殊な器具を挿入し、アポクリン腺を丁寧に切除していきます。この際、周辺組織へのダメージを最小限に抑えるよう、医師は慎重に手術を進めます。
手術の所要時間は、片方60分程度です。
4.洗浄
汗腺の切除が完了したら、手術部位を生理食塩水などで丁寧に洗浄します。清潔な状態を保つことで術後の治癒を促進し、感染リスクをさらに低減します。
5.縫合・圧迫固定
切開部を1針縫合し、綿と包帯で圧迫固定します。圧迫固定は、術後の出血や腫れを抑えるために重要です。
6.手術後
手術後はすぐに帰宅できます。手術当日は安静にしてください。
7.術後3日目
3日後に来院し、圧迫固定を外します。その後はシャワーを浴びることができます。
8.術後1週間後
1週間後に来院し、抜糸を行います。抜糸後は入浴も可能になります。日常生活への復帰ももうすぐです。
9.その後
1~2週間程度で肩の運動制限も解除されます。日常生活への支障は最小限に抑えられますので、仕事や学業への復帰もスムーズです。
クアドラカット法は日帰りで受けられ、傷跡も小さく、回復も早い、まさに現代人に最適なワキガ手術といえるでしょう。ワキガのにおいや汗でお悩みの方は、クアドラカット法を検討してみてはいかがでしょうか。
日本橋形成外科・皮フ科・美容外科では患者様が納得するまで何度でも説明いたします!
日本橋形成外科・皮フ科・美容外科は東京都中央区日本橋本町に位置する、形成外科医による丁寧な診療を提供するクリニックです。患者様1人1人のお悩みを細かくお伺いしたうえで、最適なワキガの治療法をご提案します。
治療には「剪除法」と「クアドラカット法」がありますが、双方の長所短所を納得されるまで説明させていただいたうえでお選びいただいております。「剪除法」は保険が適用されるワキガの治療方法です。治療費は使用する薬剤や通院回数によって異なりますが、両側終了までの総額は3割負担として4~5万円です。多汗症に対する治療法もほぼ同じです。
初診では問診や術後経過の説明、採血などが行われ、所要時間は約15分です。術前検査(採血)が必要ですので,原則としてその日の手術はお受けできません。
完全予約制となっておりますので、東京でワキガ手術を受けたいとお考えの方はご予約ください。
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